ドクターズインタビュー
院長インタビュー
女性の毎日に寄り添い、総合的な診療を行うために
2023年2月1日にミモザレディースクリニックを開院
どうして「医師になろう」と思われたのですか？
父が歯科医師で、医療が身近なものだったということが大きいです。
医療の道に進むにあたって、父と同じ歯科を目指すか、医科を目指すかで迷ったのですが、最終的には父が背中を押してくれて、医科の道に進むことになりました。
医科の中でも、産婦人科・婦人科を選ばれた理由は？
現在、医療は専門化が進んでいて、各臓器をその専門家が診るという感じですが、自分は「総合的に診たい」という思いがありました。 産婦人科医は女性の誕生から最期までを診る科で、総合的な診療が行えるのではないかと思い、産婦人科を選びました。
ミモザレディースクリニックの開院の経緯を教えてください
開業医だった父の影響もあって、私の中で医療というのは“地域に根ざしたもの”というイメージでした。
なので、医師になった時から「地域医療に携わりたい」と思っていました。
また、今もお話ししましたが、「女性の方へ総合的な診療を行いたい」「女性のライフステージごとのお悩みに寄り添いたい」という思いがありましたので、それを実践するために、2023年2月1日にミモザレディースクリニックを開院しました。
谷町エリアを開院場所に選ばれた理由は？
開院場所を検討している時、縁があって“上町メディカルテラス”をご紹介いただきました。
上町メディカルテラスは、ただのクリニックモールではなく、食事、運動、美容といった皆様の生活に密着した場所で、地域医療を目指すうえで最適な場所だと思い、「ここで開院しよう」と決めました。
ミモザの花言葉は“優雅”そして“エレガンス”
女性に感謝・尊敬の気持ちを込めて、親身で温かみのある診療を
“ミモザレディースクリニック”という名前には、どんな思いが込められていますか？
毎年3月8日は“国際女性デー”で、この日には女性へ感謝・尊敬の気持ちを込めて“ミモザ”が贈られます。
西洋ではミモザは「幸せの花」と言われていて、花言葉は「優雅」「エレガンス」などです。
女性への感謝と尊敬、優美・エレガンスといった言葉の持つ雰囲気、どれもが目指すクリニックのイメージにぴったりだと思い、ミモザレディースクリニックと名付けました。
ちなみに開院月である2月は、ちょうどミモザが咲き始める時期で、タイミング的にもぴったりな名前だと思っています。
ミモザレディースクリニックのコンセプトは？
産婦人科クリニックというのは、他科のクリニックと少し違っていて、病気の治療のために通院する場所でもありますが、妊娠・出産といった人生の幸せな瞬間を迎えるために通う場所でもあります。
女性の方の人生に深く関わらせていただくことになる科ですので、生理のお悩み、婦人科疾患、妊娠・出産に関すること、更年期障害など、どんなことでも気軽に相談できる“地域に根ざしたレディースクリニック”を目指したいです。
普段の診察では、どんなことを大切にされていますか？
産婦人科の診察では、どうしても内診が必要になる場合があります。
ただ、抵抗がある方も多いので、できるだけ1回の内診で必要なことを済ませるようにするなど、負担の少ない診察を心がけています。場合によっては、腹部からの診察も可能です。
どういうことをご相談いただきたいですか？
お体のことで何か不安に思うことがあれば、何でもご相談いただきたいです。
開院前に勤務していたクリニックで、生理痛やピル処方をたくさん経験していますので、女性にとって身近な生理のお悩みについても力になれるはずです。
女性の社会進出が言われて久しいですが、いまだに多くの課題が残っている背景の1つに、生理の問題があると考えています。
また、子宮頸がん検診並びに、子宮頸部の精密検査（コルポスコピー）もたくさん経験してきました。子宮頸がんの予防効果のあるHPVワクチン接種と合わせてご相談可能です。
乳腺外科の先生に指導を受けた乳腺エコーでのスクリーニング検査や、妊婦健診も数多く経験しておりますので気楽にご相談頂けます。 産婦人科医として、そういった部分でも女性の方をサポートできればと思っています。
地域に根ざした“かかりつけ医”
そして、女性の皆様の“かかりつけ医”として
最後に、HPをご覧の方へメッセージをお願いします
地域に根ざしたかかりつけ医、そして女性の皆様のかかりつけ医として、幅広いお悩みにお応えしますので、どんなことでもまずは一度、お気軽にご相談ください。
症状・病気のことだけでなく、毎日の食事、運動、美容に関するご相談なども承ります。ミモザレディースクリニックが、地域にとって馴染みのある場所となり、親子で一緒に相談に来られるようなクリニックとなれるように、皆様の毎日の笑顔に寄り添って診療させていただきます。